トタンの家から愛を込めて

トタン。
トタンは良い。
見ても良し、触っても良し、酒のツマミに良し、お茶うけにも良し。

かの小説家、モミ☆蔵さんの作品「日照りの家」の文中に「トタン屋根が静かになる、私は重い腰を上げてガタついた窓を開ける、雨は先程の勢いは無く、今にも消えそうな霧雨になっていた。」と書いている。

トタンはそのまんまでも良いが、錆びて来ると味が出る、まるで噛めば噛む程味が出るスルメのようにだ。
これぞ日本のワビサビというやつなのだろうか。
トタンの家には住んだ事は無いが、トタンの家を見ると何故か懐かしく思うのです。

熱いトタン屋根の猫 [DVD]

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• メディア: DVD