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猫たま遊水池跡の少女達27「保健室」 [猫たま遊水池跡の少女達]

保健室、それは学校にありながら特別に切り離された場所に思えた。
保健室.jpg
自分的に保健室は視覚的な思い出が多い、ベットに横たわった少しぼんやりとした体から見えた、何かを書いている保健室の先生の背中はいつも綺麗な白衣を纏っていた。

「まだ少し熱があるわね」そう言って体温計を見る保健室の先生はいつだって優しい顔をしていた。

親が迎えに来て帰る時、「もう少しいたかったな」と思っていたものだ。
中には「保健室=注射」の思い出で苦手な場所だった方もいるかもしれない、でも自分にとっての保健室は何物にも代え難い癒しの場所だった。

大人になった今、もうあの感覚は2度と味わえないと思うとちょっぴり寂しくなる。


修正・作中の「守われている」のセリフは「守られている」で修正お願いします、スイマセンでした。


大家さんと僕

大家さんと僕

  • 作者: 矢部 太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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