ナポリタン

食べたい。
食べたいのだ。

そうだ、臆面もなく言ってやる。

「ナポリタンが食いたい！」と。

ナポラー、ナポリ、ナポれ、ナポる、ナポろー。
そう、ラ行変格活用でもお馴染みのナポリタンが食べたいのだ。

食いたいなら食えば良いじゃない、馬鹿なの？ヘッポコのピーなの？と、言われるかもしれません。
しかし、だがしかし、インスタントじゃなく、コンビニやスーパーで売っているのでも駄目なんです。

駅前等にある喫茶店で食べたいんです、そして粉チーズをガシガシふりかけて食いたいんです。
婆ちゃんも言ってましたが、「ナポリタンは雰囲気で食べる」ってのが大切なんです。

いくら外で格好良く食べても、部屋の中でTV見ながら食べても、それでは「ナポラー」としては満足出来ないんです。
小洒落たレストランでもなく、パスタ専門店でもなく「喫茶店で食べる」事が大切なんです。

事実、ナポラーの7割が「喫茶店で食べてこそのナポリタン」と、謳ってます。
残り3割のナポラーは「デパートの最上階にあるお子様ランチに旗が立っているレストランで食べるナポリタン」との事。
前者は独身、後者は家族持ちが多いと聞きました。

「じゃあ、さっさと喫茶店で食ってこい馬鹿！」なんて言われても、「喫茶店でナポリタンを食べる金が無い」と言う、如何ともし難い状況なんです。

無理すれば食えるのですが、値段を見る度に「もうちょっと金だせば米が買えるよなあ」と、農耕民族の血が騒いじゃって騒いじゃって・・・。

誰か奢ってくれないかなあ。

【ながお食研】(食品サンプル)　えびフライ印鑑カバー　シャチハタが入るサイズになっています。印鑑を探すことなく宅急便などにご利用いただけます

• 出版社/メーカー: ながお食研
• メディア: