壊れたコタツ

「いや〜ン、温かくない〜ン」
昨日の夜にコタツをつけたのだが、全く暖かくならない、音すらしない、数年前にもあった症状だ、そう、「掃除期」がやって来たのだ。
「テメバカこのやろ！」そう言ってコタツを手で思いっきりバタンとひっくり返す、コタツの上にあった物がバラバラと落ちるのも無視して、やんわと掃除機とドライバーセットを持って来る。
早速コタツの足を外し、「弱〜強」のスイッチ部を外す、他のコタツはどうだかわからないが、家のはスイッチ部をグギギと左右に揺らしながら強引に引っ張るとスポリと取れるのだ。
そうそしてあらわになったコタツの網の部分をドライバーで取り外す、するってーと、ファンをカバーしている部品があるので、それもクルクルして外す、「思った通りだぜ‥‥」ファンとファン周りにホコリがびっしり！ 「うわあ‥」思わず引いてしまうそのホコリを掃除機でガシガシ吸い取る、掃除機が届かないところは100均で買ったドライシートで処理していく。

そして身も心も綺麗になったコタツを「コンチクショウめが！」と元に戻して、新たにそっと電源を入れると「ヴ〜ン」との音と共に溢れ出る温風。
「成功だ、ま〜ただよ、ま〜たホコリがやらかしてたよ、でこもうしてみると手のかかるダダっ子をなだめるような感じだよな〜あ〜」と、トンキチな事をほざき、その上コタツの足は外す必要がなかった事に軽くショックを受けながらもこの件は無事に修了した。

ついでに風呂も掃除、「カビキラーは吹き付けるだけでスッキリ洗浄！」などど謳っているが自分の家の風呂のカビは頑固者が多いので吹き付けるだけでは洗浄されない、なのでブラシでガッシガッシこすって洗浄、泡を流すついでにそのままお風呂にしたら、頭と体を洗っている時に軽くクラクラした。
恐らくカビキラーの残り泡とシャンプー、またはボディーソープが混ぜるな危険状態にでもなったのかしらん？ もう少しでコチラがカビキラーにキルされるところだった。
とりあえず今のところは健康体だ。
そしてトイレも洗って部屋もちょこっと掃除して今回の掃除期は終わったのだ。

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