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デス・ボッチ・クリスマス [イラスト]

よく子供の時、婆ちゃんに「霊柩車が通る時は親指を隠しゃんせ〜ゆうちょるじゃろが!このボンクラ系孫めが!」と、意味も無く怒られたものだ。

そこから数年はナゼ親指を隠すのか? その意味を知らずに霊柩車が通る度に親指をただ隠していた。

そして高校の時。
「これは調べざるを得ない」と、図書館やらで色んな文献を漁った、同級生が愛だの恋だので騒いでいる時にだ。

結果、小山田与清さんの「松屋筆記」という本の中で「親指の爪間から魂魄が出入りするため」と説明していのを見た。

しかし愛だの恋だのでキュンキュンにときめいている同級生には言えず、ただその畏怖な風習の元を心に閉じ込めていたのだ。
「おまえらは知らない、親指を隠す本当の意味を」と、思いながら。

そんなネタでドッカンドッカン来るであろうクリスマスがもうすぐやって来ます、来なくて良いのに。
ぼっち・クリスマス.jpg
今年のクリスマスも例年通りの通常営業です、しいて言うならば「ドングリころころ」を合唱する位だろうか、脳内分身の自分と。

せめてチキンとクリスマスケーキ的なものは食べたいので、ベビースターチキン味と栗ようかんでまことしやかに過ごします、がんばれ自分。



クリスマスってなあに?

クリスマスってなあに?

  • 作者: ジョーン・G・ロビンソン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/11/08
  • メディア: 単行本



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