犬は吠えるがキャラバンは進む

欲しい、犬がほしい、柴犬か中型の雑種が良い、出来たら垂れ耳の子で。
こう見えても数年前までは犬を飼っていた、ドーベルマンのカラーリングで耳垂れの子の雑種だった、近所の子が野良だったのを連れてきて家で飼うことになった。
どー言った訳かコーヒーが好きで、どこか間の抜けた子で、散歩中にドブに落ちたりしてた。
実家から引っ越す時にあーだこーだの理由で自分が飼うことになったのだ、仕事帰りで疲れていても尻尾がちぎれるんじゃないかって程に尻ごとぶんぶんしながら甘えた声を聴くだけで疲れも吹っ飛んだ。

結局10数年で死んでしまったが、犬のいる生活は充実してた。
しかし最近ではトンと野良犬もいないし近場に保健所もなく、里親募集のサイトを見ても色々と条件が厳しい、ま、その前に自分を養うのさえイッパイイッパイなので、どうなんかなーと思うのだ。

BRUTUS特別編集 やっぱり犬だって。 (マガジンハウスムック)

• 作者:
• 出版社/メーカー: マガジンハウス
• 発売日: 2016/12/31
• メディア: ムック